タンク洗浄レバーの交換編 1,650円で修理完了
こんな人向け
・トイレの洗浄レバーが壊れた
・洗浄洗浄レバーをひねっても水が流れない
・洗浄洗浄レバーがもとに戻らず、水が流れっぱなしになる
洗浄レバーの状態
洗浄レバーは写真のようになっていました。
・タンク横の洗浄レバーが破損している。
・大の方(手前)に洗浄レバーをひねってもなかなか流れず、数秒保持しないと流れない。
・流れた後、洗浄レバーがもとの位置に戻らず、水が流れっぱなしになってしまう。
流れにくいのは何とか我慢できますが、水が流れっぱなしになってしまうのはまずいので、修理が必要になります。
部品の手配
洗浄レバー部のみの部品が販売されています。今回は↓↓のものを購入しました。
LIXIL(リクシル) INAX マルチ洗浄ハンドル トイレ用 TF-10A
amazonで1,650円でした。
取説は写真のようになっており、現在のパーツのサイズ・形状によって作業パターンが異なります。
また、洗浄レバーの形状、回転の向き、内部の延長パーツ等の長さから判断してパーツを組み合わせます。
図解で分かりやすく書かれているので、理解しやすいです。
交換手順
洗浄レバーの構造
タンクのふたを持ち上げてずらした状態。特に配管などは外していません。
これくらいスペースが開けば、作業は問題なくできます。
右側からバーがでており、前後に回転させる事でボール状のワイヤーを引っ張る構造になっています。
洗浄レバーの固定はタンク内側からの樹脂パーツでネジ止めされている状態になります。
万が一に備えて水道の元栓を止めておくと間違いがありません。
元栓の止め方は水道の供給側のネジを締めこむだけです。
<<注意点!!>>
作業が終わってもとに戻す際、同じ水量に戻さないといけないので、回した量を覚えておくか、目印をつけておきましょう。
洗浄レバーの取り外し
まずは内側から手でナットを回して、洗浄レバーを取り外します。
同時にボール状のワイヤーも洗浄レバーのパーツから外します。
取り外した洗浄レバー
タンク側。このタンクの場合は四角い窓になっていますね。
新しい洗浄レバーの組み立て・取り付け
新しい洗浄レバーを取り付けします。
取説によると、外した洗浄レバーの長さを測定する必要があるとの事なので、測定しているところ。
取説に簡易定規が印刷されているので、そこに合わせて測定します。
この洗浄レバーの形状に合わせた状態に組み立てて、タンクに洗浄レバーを取り付けします。
延長パーツを取り付けして、先端にボール状のワイヤーを取り付けします。
ボールワイヤーの長さ調整、動作確認
ワイヤーの長さは、洗浄レバーを引っ張った時に、タンク底の弁が開くように何度か
水を流しながら調整します。(ここが結構シビア。ボール1個ずつずらして調整必要です)
調整が終わったら、タンクのふたをもとに戻して、改めて 貯水 ⇒ 流水 を繰り返します。
今回の洗浄レバーはは小・大の両方の流し方のタイプがあるので、両方が機能するか確認します。
無事確認が終わり、修理完了です。
交換開始から約30分程度で完了です。
まとめ
タンク内のパーツは経年劣化で故障する
貯水タンクは、洗浄洗浄レバー・ボールタップ、フロート・・・のいくつかのパーツがありますが、
ほとんどが樹脂製・もしくはゴム製の為、10年くらい経ってくると必ず故障します。
一度交換を覚えてしまえば高コスパ
家にトイレが複数台ある場合、ひとつが壊れればほかのトレイも時間の問題で必ず壊れます。
一度覚えてしまえば次回以降の故障にも対応することができるので、高コスパです。
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